SONY ICF-6800A
ソニーの据え置き型BCLラジオの周波数デジタル表示モデルである。末尾のAはICF-6800のマイナーチェンジモデルを表している。外観の似たICF-6700という機種があるが、回路方式は全く別のモデルである。周波数のデジタル表示以上に存在感のある周波数表示ドラムが非常に印象的である。
据え置き型ではあるが、ロッドアンテナを標準装備するなど通信型受信機とは一線を画したモデルである。非常に感度がよく混変調特性も優れた高級機である。
硬さを感じさせない正面のデザインはさすがソニーである。おそらくBCLファン以外の一般ユーザーでも手にした人が多いのではないだろうか。
すでにBCLブームの頂点が過ぎ去ってから発売された機種であるため、流通台数はかなり少ないのではないかと推定できる。
ICF-6800AはPLL(フェーズ・ロック・ループ)方式を採用しているため受信周波数の安定度は現在のラジオと競えるレベルである。プリセレクタで最大感度に設定する操作も今のラジオでは味わえない楽しみである。
- 機種名:ICF-6800A
- 定価:81,800円
- 大きさ:453W×184H×227D(mm)
- 重さ:5.8kg(乾電池を含む)
- 受信周波数:31バンド
- FM:76~90MHz
- MW:530~1605kHz
- SW:1.6~30MHz (1MHzステップでバンド設定)
- アンテナ:ロッドアンテナ(FM、SW用)、内蔵バーアンテナ(MW専用)、外部アンテナ用M型コネクタ装備
- スピーカ:10cm径
- 使用半導体:57TR+7IC+10FET
